セルフライナーノーツ

1:Gothic Elements

Music:Kei Suzuki

流転するエレメンツ

本作を象徴するInstrumental。Kaya曲すべてのアレンジを手がける鈴木啓さん作曲。
普遍的な「ゴシック」というテーマのアルバムのオープニングで、あえて現代クラシックの要素を取り入れて、
創っていただきました。

2:Vampire Requiem

Lyrics:Kaya Music:HIZAKI(Versailles/Jupiter)

私は毎日死に続ける

ゴシックシングル第一弾のリマスタリング。HIZAKI姫と細やかな音にまでこだわり製作しました。
四つ打ちのビートと、弦楽器四重奏、Selia氏のコーラス、そしてHIZAKI姫のギターが絡み合い、
「美しき絶望」に翻弄される悲しきヴァンパイア・クリスティーナの物語を描き出します。

3:remains of mind

Lyrics:Kaya Music:KALM(ex.VELVET EDEN)

愛しい声で『もうお前には幻滅した』と耳鳴りがする

2006年、ソロ第一弾シングル「Kaleidoscope」のカップリング曲だったこの曲。
リマスタリングとともに音をところどころ差し替えました。ただ、「声」は過去のままです。
ずっと、私の耳の奥で流れ続ける、歌。等身大の、私です。

4:Curse of Rose

Lyrics:Kaya Music:HIZAKI(Versailles/Jupiter)

許されるのならば 穏やかな死を

こちらもHIZAKI姫とのコラボレーション。「Vampire Requiem」のカップリングだった曲です。
もともとバンドサウンドを意識して創っておりましたので、ライブでの歌唱が楽しみな一曲。
HIZAKI姫のギターソロが素晴らしいです。個人的に「醜い躰を~」の部分が大好きです。笑

5:Traumerei

Lyrics:Kaya Music:Rookie(A-エース-)

夢を乗せた方舟 流されてゆく

ヴァイオリニストRookie君作曲作品。音数の多い他の曲に比べて、この曲は極力シンプルに。
でもシンプルながら、壮大な曲となりました。アルバムの中でフックとなる曲だと思います。
ちなみに大好きな言葉をタイトルに冠しました。ずっと歌っていきたい曲です。

6:PENDEL - drei

Music:Kei Suzuki

時を刻むペンデル

「PENDEL」は振り子のこと。振り子が静かに時を刻みます。

7:Marionetto

Lyrics:Kaya Music:Kei Suzuki

守ってきたものなんてもう忘れてしまった

ゴシックシングル第三弾のリマスタリング。こちらもアレンジャー鈴木啓さんの作曲。
クラシカルな要素を詰め込み、「耽美」と「ゴシック」を「デジタルサウンド」で表現しました。
マリオネットの悲哀を、様々な感情に重ねて聴いていただければ。

8:Coppelia

Lyrics:Kaya Music:michi.(S.Q.F/ex.MASCHERA)

もう戻れはしない薔薇の宵闇

「Marionette」のカップリングだったこの曲はmichi.さんとのコラボレーション。
michi.さんはわたくしが尊敬する歌い手のお一人。今回のコラボレーション、本当に嬉しいです。
歌詞はわたくしの書いた小説を元に書き上げました。この手の歌詞は得意中の得意、いわば十八番です。笑

9:BABYLON

Lyrics:Kaya Music:ミサ(Da'vidノ使徒:aL、バビロン)

幻に混ざり合う 幻に堕ちてゆく

ゴシックシングル第二弾「SALOME」カップリングだった曲。アルバムのためにリアレンジを施しました。
ミサさんの曲は情景があざやかに浮かぶので作詞もしやすく、そして歌っていてとても楽しいです。
個人的に大好きな一曲。

10:PENDEL - zwei

Music:Kei Suzuki

時を蝕むペンデル

振り子が静かに時を蝕んでいきます。

11:SODOMY

Lyrics:Kaya Music:Hora

私だけのソドミー

Schwarz Steinメンバー、Hora君とのコラボレーション新曲。作詞も歌入れも、驚異的な早さでした。笑
大好きな言葉をタイトルにいたしました。Kayaの王道、直球のデジタルデカダンスです。
これはライブでかなり盛り上がりそうなので、今から楽しみです。

12:Infection

Lyrics:Kaya Music:KALM(ex.VELVET EDEN)

お前を抱いてあげよう 愛よりも激しく 憎しみより深く

2013年7月に発表したシングル「TABOO」のカップリング曲のリマスタリング。
ギターはTaNa君。CHARGEEEEEE…君のドラムとデジタルビートのコラボレーションも聴きどころです。
夜の帳、霧の中に潜み、夢を売るのは……。Kaya流「デカダンス」、たっぷりとご堪能ください。

13:SALOME

Lyrics:Kaya Music:源依織(cocklobin/ex.Phobia/ex.Lamiel)

赤く熟れた お前の口に接吻するよ

ゴシックシングル第二弾のバンドリアレンジ。更にヘヴィーに激しく生まれ変わりました。
リアレンジにあたり依織君がギターソロを録り直してくれました。エスニックでクールなソロは必聴です。
これも等身大の歌詞です(と言うか元々わたくしの歌詞はすべて実体験であり、日記のようなものなのですが)。

14:PENDEL - eins

Music:Kei Suzuki

繰り返される時

瞬間と永遠と。

15:Memento mori

Lyrics:Kaya Music:KALM(ex.VELVET EDEN)

もう帰ろう 帰りましょう あたたかな闇夜へ

本作のメイン曲。依織君の引き裂くようなギターソロと、歌に妖艶に絡むTaNa君のギターソロはじめ、
バンドサウンドとシーケンスの融合で、新たなKayaサウンドを構築しました。
そして「Memento mori」はずっと歌いたかったテーマでもあります。これがわたくしなりの「ゴシック」です。

16:VORWISSEN - null

Music:Kei Suzuki

あたたかな闇の果て

そして、ゆらめく予知。

17:Danse Macabre

Lyrics:Kaya Music:Ken Morioka(ex.SOFT BALLET)※Atype ONLY

きらめく闇に抱かれて

敬愛する森岡賢さんとのコラボレーション第二弾。
Kaya初となるほぼ英語歌詞!歌い方も今までに無い歌い方に挑戦しております。
「Danse Macabre」は「死の舞踏」。「Memento mori」で描いた「あたたかな闇」の果てです。

17:Tempest

Lyrics:Kaya Music:Kaya ※Btype ONLY

正しいものなど何もない 狂った世界が愛おしい

こちらはKaya初となる作曲作品。はじめは三拍子のクラシカルな曲でしたが、アレンジで激しい曲へと進化。
ライブでのパフォーマンスを意識して創っておりますので、ライブでAddictの皆さんと一緒に育てていきたい曲です。
歌詞は、わたくしなりのラブソングです。

▲

Loading... Please wait.